2019年3月22日

IoTデビュー : obniz

今、流行りのIoTデビューしました!

obniz

はじめてのIoTなので、Raspberry PiでもArduinoでもなく、obniz
他の2つに比べてちょっと高価なのですが、とても敷居が低いので初心者向きです。
Wifiさえつながれば、その場でobnizのサイトにログインしてobniz cloudからプログラムを実行出来ます。

ペットフィーダー

実はウチの猫が毎朝4時半に「ご飯ください」と起こしに来るので困っていました。
少しご飯をあげれば大人しくなるのですが、そんな時間に毎日起きるのがしんどい...。
そこで以前から興味があった電子工作で自動給餌機でも作ってみようと思い、今回の導入に至りました。
当初、市販のペットフィーダーでも買おうかとも考えたのですが、どれもダサくてイマイチ購入意欲が湧かない...逆に良さげなのは高いし...。
そもそも、早朝に少しだけご飯をあげられればいいだけなので、大仰なペットフィーダーは要らないということで電子工作になりました。
なにより、こちらのほうが面白そうだし。

サーボモーター

"サーボモーターで蓋を開ける"というシンプルなものを作りました。
obnizのボードは、電源をMicroUSBポートからIOポートまで給電しているので、サーボモーターを接続するだけでクラウド経由で動く機械が作れます。

今回はサーボモーターのコネクタをIOポートに直結です。
ただし、ブレッドボード経由じゃないので、そのままだとメス-メス。
普通のピンヘッダを挟んでみると、片方が短いのでやっぱりうまく付きません。
仕方ないので、ピンヘッダを2組用意してケツ合わせでハンダ付けしました。
ほんとは両端ロングピンのピンヘッダがあるといいんですけどね。

そしてゴミを組合わせて1号機完成。
"サーボモーターを動かす"だけの数行のプログラムを、obniz cloudのイベント機能で、時間をトリガーにして自動実行すれば自動給餌機の完成です。

結果

1日目で蓋を壊されました...。食べすぎて吐き戻して廊下がゲロまみれ。
2日目は蓋を強固に固定した後、猫がいじらないようにちょっと高い位置にある水のポットに引っ掛けておきました。早朝、このポットごと引き倒されて、どんがらがっしゃーん、盛大に水浸しに...。
3日目、4時半の給餌は無事クリアした模様。でも6時前に起こしに来られて、もうちょっと寝たい時間帯に邪魔されるという...カリカリの量が足りなかったようです。

感想

カリカリの粒が出てくる機構を工夫しないと、一度に理想的な量をあげるのが難しいです。ペットボトルみたいな漏斗状の入れ物は、出口のサイズとカリカリの粒のサイズの関係で、出過ぎたり詰まったりで、なかなか難しいです...。
こんなシンプルなものでも、解決しないといけない問題が結構あって楽しめます。
ものづくり、面白いです。

あと、2匹以上の場合、それぞれの子が食べる量を管理出来ないので、こういう単純なペットフィーダーって微妙ですよね...。

将来的には、猫の顔を判定して、ご飯の量をコントロール出来るようにする必要がありますね。