モデリングをしていると、ついつい、作り込みすぎてしまうことがあります。
特に家具とか造作なんかはハマりやすいです。
無駄に細かく作ってしまいがちです...。
でも、それがレンダリングされるときには、1ピクセルにも満たないディテールだった
り、動画の中でほんのコンマ数秒見えるだけだったりします。
冷静に考えれば、不要なディテールです。無駄にデータを重くしても、何もいいことはありません。やり過ぎは、ただの時間の無駄使い。労力的にもレンダリング時間的にも無駄です。
つまり、モデラーのスキルとして、"いかに作らないか" もまた、重要なのです。
不要なディテールを端折って、手早くモデリングすることが出来るようになれば一人前です。
LOD(Level of Details)
建築の場合、マクロ的視点とミクロ的視点が同時に必要です。
鳥瞰や外観と同時に、内観パースも必要なときは、カメラから非常に近いこともありえます。そういう場合は、ある程度のディテールが必要だったりします。
設計上も、"ここのディテールが見たい!" といった要望があるかもしれません。
営業的にも、”ここをお施主様に見せたい” ということもあるでしょう。
ついでに、制作コスト的なことも...。
ついでに、制作コスト的なことも...。
建築CGモデラーは、こうした諸々の事情を踏まえ、どのくらいの精度で作るべきかを判断しなければなりません。
とはいえ、経験が浅いと、この判断がなかなか難しいんですよね...。
新人を指導するときに、もっとも難しいポイントの一つです。
0 件のコメント:
コメントを投稿